先日、ティンシャというものを、初めて見たので、ティンシャについて、調べてみました。
ティンシャとは、チベット教の僧侶が、使う、蜜法道具です。
金属製で、シンバルのような形をしており、浄化や、ヒーリングにも使われます。
手に収まるくらいの大きさで、鋳造で作られた、音を鳴らして使います。
ティンシャは、7つの鉱物を鋳造して、作られています。
金、銀、水銀、銅、鉄、スズ、鉛の7つです。
チベットの占星術では、7つの金属は、それぞれ、7つの天体に対応しています。
金:太陽
銀:月
水銀:水星
銅:火星
鉄:金星
スズ:木星
鉛:土星
この7つの鉱物を使うことによって、7つの惑星と人体の7つのチャクラに、対応して浄化が行われる、とされています。
■ティンシャの鳴らし方
ティンシャは、直径5cm~8cmくらいのシンバルのような形をしているものです。
2枚をひもでつなげてあります。
鳴らすときは、このひもをもって、ティンシャの側面をぶつけて、音をならします。
こんな音が出ます。
自分で鳴らしてみたので、あまり上手でないかもしれません。
・でも、このティンシャの音は、倍音といって、低周波数と別の周波数、つまり2つの周波数の音が混じっていて、それがストレス発散や、癒しに効果があるといわれています。
・ゆらぎ
ティンシャの音は、揺らぎの音です。
ろうそくの炎などが、一定のリズムで揺らぎ、時々、不規則に揺らぎます。
この一定の揺らぎと、不規則の揺らぎが混在している状態を、1/fゆらぎといいます。
人間にも、1/fのゆらぎがあり、生体にとって、とても心地いいと、感じるものというのが、研究で分かっています。
ティンシャの音は、この1/fゆらぎの音なんだそうです。
ですから、癒し効果や、リラックスするのによいのですね。
ティンシャは、チベット教では、お経をあげるときに使用するものです、日本の仏教で、お鈴とおなじような使い方です。
ですが、カンタンなものなら、ネットで手に入るので、個人的にならして、リラックスタイムに使用しても、良いんじゃないでしょうか。
疲れた時、集中して何かに取り組みたい時、パワーストーンなどを浄化したい時。
そんな時に、手軽にならしてみてもいいと思います。
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